曲名 | 編成 | 曲目解説 | サンプル | 楽譜頒布の可否 |
春の歌 | マンドリン ギター
| 春は、寒さも和らいで過ごしやすい季節であるとともに、出会いと別れの時期でもある。柔らかな日差しを届けてくれる空を眼の前に、たくさんの期待とちょっぴりの不安を胸に秘めた自分がいる。 | − | × |
深緑 | うた ギター | とても深い緑色の中に、一輪の花が誇らしげに、でもどこか寂しげに咲いている。そして、もう一輪の花がやさしく寄り添い、互いに支え合う。懇意にしてくださっている先生に描いていただいた一枚の絵。その絵から受けたインスピレーションや「人」のイメージを元にしたもの。 | − | × |
はるか | うた ピアノ | 目の前にあるのか、それとも遥か彼方にあるのか。失って初めて気付くことの多い幸せ。よくよく考えてみるとやっぱり身近に存在しているものだ。良いことばかりではないかも知れないけれど、一日一日の空気感を大切にしようと誓う。同僚であり音楽の仲間であり、不思議な縁も感じる親友T夫妻に献呈。 | 音源 | × |
ひとみ | うた ピアノ | 大きな瞳がチャームポイントである友人の結婚を祝した曲。幸せ一杯の2人がいれば、そこはもう彼女達だけの世界。立ち入ることはできずとも、せめて周りからでも色を添えてみたい。フランスの薫りが漂うこの曲は、私なりの2人へのメッセージ。
| 音源 | × |
落日に消ゆ | マンドリン オーケストラ | 「落日」には、「物事の勢いが衰えていくさま」という意味がある。衰えるということは、対極的に栄えがあるからこそ。儚さと力強さの共存は、マンドリンの比類なき特徴であると考える次第であるが、マンドリンの祖国イタリアにおけるマンドリンの盛衰にも通じるものがあるのだろうか。マンドリンオーケストラ「ラ・フェッブレ・レッジェラ」の委嘱により作曲。
| 音源 (全曲) | ○ |
組曲 | マンドリン オーケストラ | マンドリンオーケストラ「ラ・フェッブレ・レッジェラ」の代表であった友人から「第10回定期演奏会に向けて作曲して欲しい」と言われ、「彼はどんなメロディが好きだろうか?」「どんな曲なら彼に似合うだろうか?」と考え、冒頭のファンファーレと8分の9のアレグロで構成したのがこの曲の1楽章。しかし、作曲が進むにつれ、残念ながら(?)そのイメージから離れていくこととなり、最終的には自分の脳裏にある音楽を気の向くままに楽譜に謄写したものとなった。曲名が標題的な意味を持たず、単に「組曲」となった由縁である。 | 音源 | ○ |